日本をもっと良くするために「あいくー」・「しまくま」③

会津木綿

私がなぜ「あいくー」・「しまくま」を「会津木綿のテディベア」と冠をつけて売り出したか。
(一応、調べたかぎりでは私が売っているところだけ「会津木綿のテディベア」と名前を出していると思います)
前のブログ記事(日本をもっと良くするために「あいくー」・「しまくま」)にも載せましたが、
まず日本の皆さんにどう知ってもらいたいか。それを考えたすえの「会津木綿」+「テディベア」でした。

そして会津木綿を使い続けるという意味は?
もちろん、日本の伝統工芸品である会津木綿を知ってほしい、できることならもうちょっと会津木綿を作る人が増えてほしい。そういう気持ちもあります。

もう一つ、これは私自身が感じていることですが、製造している会津若松の會空さんと会津木綿を作っている人が互いを知っているという事です。
糸を仕入れ、糸を染めて(あるいは染めた糸を仕入れ)反物を作る。糸の仕入れ以外の工程をすべて会津若松で完結しています。「あいくー」・「しまくま」を作る場所も会津若松です。

この関係は誰が真似できるでしょうか?

真似・コピー

私は色々な人と話をするなかで、ほぼ必ず「真似」されない?と聞かれます。
確かにテディベアでありますし、キャラクター商品でもあります。真似される可能性がないといえば、それはうそです。

IMG_1719どんな「もの」でも真似される可能性はあります。
そしてそれを必ず、やめさせることができるかどうか。
私は非常に難しいと思います。

どうするか?

私はこの事業を始めてから、常にそれを考えていました。
もちろん、作っている人も売っている人も考えています。危惧しています。
大前提として間違いなく、「あいくー」「しまくま」は會空さんたちに権利があります。

他の誰にも権利を共有することはして欲しくないと思います。
ふたつのキャラクターが生まれた背景には、もちろん東北の大地震がありましたし、
大熊町の人の思いがあるからと思うからです。

権利を守るため、政府に守ってもらう必要もあるでしょう。
その手続きもしているようです。キャラクタービジネスには当然のことです。
そして、福島に仕事を生み出し続けるにも必要なことです。

それ以外に何ができるか。
私は「プロセス・関係性は真似できないものだ」と思います。
いくら同じような柄で、同じようなデザインのものを安く作られても、
真似できない部分が「あいくー」「しまくま」にはあるのです。

「ある」と信じてもらうために

真似できない部分が「ある」と信じてもらうために、それを伝える必要があります。
そしてこの事業の大事にしている部分は「なにか」を伝える必要があります。

この事業は、もちろん會空さんたちや「あいくー」「しまくま」を求めてくれる人たちがいる限り続くと思います。
「真似」できない部分があるから、私はもっと宣伝すべきだと思います。しかし、貫かねばならぬことがあります。

相手に待ってもらう必要があること、無理のない形で「あいくー」「しまくま」を作り続けることです。
手作りがいいとかでなく、長く使ってもらいたいから全部、見える範囲で作っているのです。

「宣伝」は「あっていいよ」と人に信じてもらうため

私は宣伝を「販促」だとは見ていません。「宣伝」は「販売促進・価値の向上」だけのものではないと思うのです。
宣伝はそのものの特徴や、ストーリーを伝えて、安全だと信用してもらい世の中の人にそれが「あっていいよ」と
人に信じてもらうことが宣伝のひとつの効果だと思います。

大量生産は間違いなく生活を良くしました。否定することはできません無くした物より、得たものの方が大きいのです。

しかし、日本でも、世界中でも大量生産品ではないものが、生きていけるだけの市場があると信じています。
一方で大量に同じものを丁寧に作るものがあり、一方では一つ一つ時間をかけて丁寧に作られたものもある。
どちらも生きていけるだけの大きな市場が日本には、また世界にはあります。私たちはただそれを知らないだけだと思います。

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投資(お金)を集めよう

私はこの事業を始めて分かったことは、日本人の多くがこんなにも非営利で動くことができるんだということです。
しかし、長期的な面で見ればやはり、お金というものが必要です。
良い事をしているなら、積極的にお金を集めるための広報をすべきです。

そして、透明性はどの企業にも負けないぐらい必要です。
「こういうことをやりたいからお金を集めています」というのは言う側も、それを受け取る側も
まったく後ろめたくないのです。

そして自分を信じてもらうために、やはり、ある程度宣伝する必要もあります。
でも、そこの部分はまだまだ日本はうまくいかないなぁと感じます。

「あいくー」「しまくま」を買ってくれた人、応援してくれた人が投資してくれた人だとして、
リターンは「あいくー」「しまくま」を持って徐々に知られていく様子を見れることかなぁと思います。

末永く可愛がっていただければ、本望です。

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